経費で落ちる?落ちない?そのレシート、経理目線でやさしく解説します

こんにちは!

楽しかったGWも終わり、少し寂しく感じているこの頃です。。。

 

 

さて、今回は「経費」についてのお話しです。

「この支出、経費として認められるのかな?」

 

 

経費精算の際に、誰もが一度は悩むこの疑問。
実は、支出の内容や状況によって、「OK」「NG」「グレー」の判断が分かれることが多いんです。


そこで今回は、よくあるケースをもとに、経理目線でその判断基準をやさしく解説します。

最後までご覧ください。


 目   次

 

 

  • 1.経費になるかどうかの基本ルール

 

  • 2.ケーススタディ:よくある支出、経費になる?ならない?

 

  • 3.経理からのお願い

 

  • 4.まとめ

 

 


1. 経費になるかどうかの基本ルール

 

まず、経費として認められるための基本的な条件は以下の2点です。

 

 

 

  1. 業務に関連していること
    → 仕事のための支出であること。

     

     

  2. 個人的な支出でないこと
    → 私的な目的での支出はNG。

 

 

これらを踏まえて、具体的なケースを見ていきましょう。


2. ケーススタディ:よくある支出、経費になる?ならない?

 

 

 

ケース①:クライアントとのランチ(2人分)

 

 

 

商談後、取引先とランチ。合計3,000円。

✅ OK!


接待交際費として、業務に関連する飲食は経費にできます。


ポイント:

  • 相手先の氏名・会社名

  • 目的(例:新製品の提案後のフォロー面談)

  • 日時・場所

  • 領収書の原本

 

 

 

 

 

ケース②:出張中の1人ランチ

 

 

 

出張先での昼食(自分だけ)

NG


出張中でも、個人の通常の食事は「生活費」と見なされ、経費にはできません。

例外:会社の出張規程で「日当」が定められている場合、その範囲で対応可能です。

 

 

 

 

 

 

 

ケース③:展示会の入場チケット

 

 

業界展示会への参加費(2,000円)

OK!


業務に関連していれば、「研修費」「会議費」などとして処理できます。


ポイント:

  • 展示会名・主催団体

  • 目的(例:仕入れ先の情報収集、新商品リサーチ)

  • パンフレット・案内チラシ等の添付があると◎

 

 

 

 

 

ケース④:社内向けおやつ(福利厚生)

 

 

 

チーム全員に配る用のスナック・ドリンク代(2,000円)

条件付きでOK(福利厚生費)


みんなに公平に配られる前提で、頻度や金額が常識的なら問題ありません。


注意点:

  • 特定の個人用(×)

  • 頻度が高すぎる(週2〜3回など)

  • 高額すぎる(5,000円を超えるような場合)

 

 

 

 

 

 

ケース⑤:業務用に買ったスマホケーブル

 

 

会議室の備品として使うケーブルを個人で購入

OK!条件付きで経費にできます。


以下を記載しておくと安心です

  • 「社内備品として使用」

  • 「個人利用はしていない」

 

 

 

備品購入に事前承認が必要な場合もあるので、あらかじめ会社のルールを確認しておきましょう。

 

 


3. 経理からのお願い

 

 

経費精算をスムーズに進めるために、以下の点にご注意ください。

  • レシートはなるべく早く提出!
    印字が消える前に提出してください。

 

  • 「誰と」「何の目的で」「何に使ったか」のメモがあると助かります。                                聞かれたことがあるかと思います。ここ重要な場合があります。

 

  • クレジット明細だけでなく、レシート・領収書も必ず添付してください。

 

 

 


4. まとめ

 

経費かどうかの判断は、「内容」だけではなく「背景説明」がカギになることが多いです。
経理としても、必要な支出はしっかり通したいと思っています。
「これってどうかな?」と思ったら、ぜひ気軽に経理担当者へご相談してみてください。
きっと、これまで以上にスムーズな精算ライフが送れるはずです!

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また次回、お会いしましょう!最後までご覧いただきありがとうございました。