経理が採用できないのはなぜ?原因と対策方法を解説!

こんにちは!株式会社Jパートナーです。経理の採用がうまくいかないことに頭を悩ませていませんか?多くの企業が経験するこの問題は、経営上重要な影響を及ぼす可能性があります。本記事では、経理採用における課題とその原因、さらには効果的な対策方法について詳しく解説します。経理担当の不在がもたらすリスクや、採用を成功させるためのコツ、外注の選択肢についても触れます。経理や採用に悩む経営者や人事担当者はぜひ最後まで読んでみてください!

 

 

 

目  次

 

 

 

  1. 1. 求人を出しても経理が採用できない理由

 

  1. 2. 経理担当が不在だと起こりうるリスク

 

  1. 3. 経理担当を採用するために必要なこと

 

  1. 4.  経理は外注するという方法があります

 

  1. 5. 経理代行サービスの紹介

 

 

 

 

 

求人を出しても経理が採用できない理由

 

現代の労働市場では、経理職の需要が高い一方で、専門知識やスキルを持った人材が不足しています。また、経理業務の複雑化やデジタル化が進む中で、求められるスキルセットが変化してきていることも、採用を難しくしています。経理担当者を採用できない理由は会社によってそれぞれだとは思いますが、概ね以下のように分類されるのではないでしょうか。

 

  • ・求人を出してもなかなか採用できない
  • ・求めている経理人材が応募してこない
  • ・経理業務について業務マニュアルなどがなく、いつも忙しい
  • ・経理担当者を雇用する予算がない
  • ・採用する側に経理担当者を教育研修する人材が不足している
  • ・RPAやAIの台頭で職種自体の人気が下がっている

 

経理業務は、会社の資金の流れを記録・管理する重要な業務ですが、事業規模や業種によって業務内容の範囲が異なり、会社ごとに独自の業務ルーティングがあります。 マニュアル化しづらく、誰にでもできる業務ではないため、ブラックボックス化しやすいという特徴があります。 また、専門知識や特殊なスキルが必要で、最近ではクラウド会計システムなども導入され、特定のソフトウェアの使用経験や、特定の業界での経理経験を求めるため、経理業務はますます複雑化していて、条件に合う専門スキルを持つ人材の確保が難しくなってきています。 最近では、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)やAIの台頭で、各企業の経理部門では事務作業の効率化が進んでいます。仕分けや請求書作成などの定型業務は自動化される流れになっているため、「将来、経理の仕事はなくなるのでは?」と不安視し、別の職種へ切り替える人も出てきています。職種自体の人気が下がっているため人材の確保がより困難になっている状況も背景としてあります。

 

 

経理担当が不在だと起こりうるリスク

 

経理担当者がいないことで、正確な財務報告が行えなくなったり、税務申告に遅れが出るなど、企業運営に直結する重大なリスクが生じます。これは、投資家や取引先からの信頼失墜にもつながりかねません。

 

●経営判断の遅れ

 

経理データが最新の状態に保たれないことで、経営陣が迅速かつ正確な判断を下すことが難しくなります。

 

●内部不正やミスのリスクが上がる

 

新しい経理人材を採用しないと業務のブラックボックス化が進み、内部不正の原因になります。経理部門の人材が不足すると、経理担当者1人当たりにかかる負担が増加し、不正に目が届かなくなったり、業務ミスが発生したりするリスクも上がります。不正やミスが起こると企業の信用問題に発展し、業績や企業価値の評価に影響するおそれがあります。

 

●既存スタッフの負担と離職者が増加する

 

人材を採用しなければ既存スタッフの頑張りに頼るしかなく、1人の経理担当者が大量の業務を行っており、経理業務の繁忙期など休日はもちろん休憩さえ取ることが難しい場合があります。その結果、既存スタッフの負担は増加します。

 

 

労働環境の悪化は、他の問題も引き起こす恐れがあります。たとえば、労働環境が悪化すると業務ミスも起こりやすくなることでしょう。従業員に集中力や注意力の低下をもたらし、業務ミスを誘発します。

 

人手不足にある中で優秀な経理人材は引く手あまたなので、既存スタッフとしても転職するハードルはそれほど高くないでしょう。他社の条件や環境がよければ転職する可能性が増加してしまうかもしれません。

 

経営者や人事担当者としては、経理人材の獲得に向けた活動を進めると同時に、離職者を出さないことも重要な事となります。

 

 

経理担当を採用するために必要なこと

 

経理の採用に成功するためには、求人の魅力を高めることが重要です。具体的には、柔軟な勤務体系の提供や、キャリアアップの機会を明確に提示することが挙げられます。また、経理経験者を採用することは、困難を極めるため、社内の業務体制を見直し、経理経験が浅くても対応ができる体制づくりが必要です。以下のような対策が考えられます。

 

 

●既存の業務フローを見直して(ムリ・ムラ・ムダの洗い出し)、経理業務の効率化を図る

 

経理部門の人手不足を解決するには、「業務フローの改善」が必要です。業務フローを見直すことで業務上の問題点を洗い出し、出てきた課題に対して適切な対応をすることができます。 業務が遅れている場合は、業務フローを改善することで優先順位が定まり、業業務効率化が図られ業務をスムーズに運んでいくことが可能となるでしょう。 また、経理業務において経験のあるベテラン社員のノウハウが必要です。ベテラン担当者が長年経験した経理業務で培ったノウハウをマニュアル化し、マニュアルをもとに従業員のトレーニングができれば、そのノウハウを一般化することが可能となります。

 

 

●経理人材の採用活動を工夫し、魅力的な求人作りや人材育成にも注力する

 

経理職への応募を促すためには、仕事のやりがいや成長機会、企業文化を前面に出した求人広告が効果的です。特に、即戦力となる人材が不足している状況で効果的な人事戦略は、「人材の育成」です。人材を育成することで、経理部門の人手不足を解決できるでしょう。

単に業務をこなせる人材が不足しているならば、外部から人材を採用することが一般的です。もし、それができないならば自社で従業員を育成して即戦力として活躍してもらうことも選択肢の1つになります。そのためには、社内の人材育成の環境を整えなければなりません。経理業務においてスキルが十分でない既存の「社員のスキルアップを支援」することは、将来的な業務効率化につながっていきます。

 

経理は外注するという方法があります!

 

経理担当者の採用が難しい場合、経理業務を専門の外部サービスに委託するという選択肢もあります。これにより、コストを抑えつつ、専門知識を持つプロフェッショナルによる高品質なサービスを受けられます。

経理代行サービスのメリット

経理代行サービスを利用することで、人材採用や教育にかかるコストと時間を削減できるだけでなく、経理業務の品質向上が期待できます。 また、社内で担当者の離職が起きたとしても、委託先の担当者が業務を継続し対応可能であるため、業務引継ぎに伴う影響を最小限に抑えることが可能です。 経営者が会社の戦略を考え、かつ営業の最前線にも立ち、経理も行いながら事業を進める状態だと、「売上を上げていく」ことまで手が回らず困ってしまいます。 代行サービスにお願いすることで、社内に不足しているプロ人材を外部から調達することができ、人手不足の解決だけでなく、教育コストをかけずに質の高いサービスを期待することができます。経営者の皆さまは、自身のお仕事を全うすることができるようになります!

弊社では経営者の皆さまが安心して事業展開を行えるよう、経理を熟知したスタッフが、正確かつスピーディーに対応しております。皆さまに安心してご利用いただけるサービスをご案内させていただいております。詳しい内容はこちらをご覧ください → 経理代行サービス

 

経理代行サービスの紹介

 

経理の採用が難しい現状を打開するためには、魅力的な求人の作成、内部の効率化を図ることや外部サービスの活用が有効です。 株式会社Jパートナーでは、経理代行サービスはもちろんのこと、給与計算、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートを承っております。 貴社に訪問して経理業務の現状を確認させて頂きますので、お気軽にご相談ください。また、引き継ぎまで時間がなくても安心してお任せいただけます。 詳しくは弊社ホームページをご覧ください。  名古屋経理代行サポートセンター

 

また、社会保険料、源泉徴収税の控除を含む給与計算から、給与明細の発行、給与振込まで各種代行業務や、 クラウド会計ソフトと連携しているクラウド給与・勤怠ソフトなどの導入のご提案などもさせていただいております。気になる方は是非、お気軽にご連絡下さい。 また、次回のコラムでお会いしましょう!