こんにちは!
1月も本日が最後ですね。まだまだ寒い日が続きそうです。皆さま体調には十分ご注意してお過ごしください。
さて、今回は確定申告についてになります。最後までご覧いただけますと幸いです。
目 次
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・2025年の確定申告の主な変更点
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・2025年の確定申告の流れ
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・まとめ
2025年の確定申告の主な変更点
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1.電子申告(e-Tax)の推進
- 2025年から、確定申告を電子申告(e-Tax)で行うことが推奨され、税務署が提出を推進します。特に、従来の紙申告に比べて、税金の還付がスピーディーに行われるなどのメリットがあります。
- 2.マイナンバーカードの利用拡大
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- マイナンバーカードを利用してe-Taxを行うことが一層推奨されます。これにより、申告書類の提出がオンラインで簡単に行えるようになります。マイナンバーカードがあれば、税務署での書類提出や控除証明書などの確認もオンラインで行えるようになります。
- 3.インボイス制度の開始
- 2023年にスタートしたインボイス制度がさらに強化され、2025年以降も事業主の確定申告に影響があります。適格請求書(インボイス)を発行していないと、消費税の控除が受けられないため、事業主はインボイスを発行する必要があります。
- 4.医療費控除の申請方法の簡素化
- 医療費控除を申請する際に、従来の領収書の提出に加えて、医療費の支払額を証明する「医療費通知書」の提出が可能になります。この変更により、申請が簡素化され、手続きが楽になります。
- 5.副収入に関する申告の厳格化
- 副収入(例えば、フリーランスやアルバイト、副業など)の申告に関して、税務署が取り締まりを強化する傾向があります。副業をしている場合は、確定申告での申告漏れを避けるため、しっかりと収入と経費の管理を行う必要があります。
2025年の確定申告の流れ
- 1.必要書類を準備する
- 確定申告には、給与明細書、源泉徴収票、医療費の領収書、寄付金の領収書、生命保険の控除証明書、経費の領収書など、収入や支出に関する証拠書類が必要です。これらを整理しておきましょう。
- 2.申告方法を選択する
- 申告方法には「電子申告(e-Tax)」と「紙申告」の2つがあります。2025年からはe-Taxが推奨され、マイナンバーカードを使って簡単にオンラインで申告できます。紙で申告する場合は、税務署に直接提出する必要があります。
- 3.申告書を作成する
- e-Taxの場合、オンラインで申告書を作成することができます。紙申告の場合は、所定の申告書を記入し、必要書類と一緒に税務署に提出します。
- 4.控除の確認
- 申告書を作成する際に、医療費控除や住宅ローン控除、生命保険料控除など、適用できる控除を確認し、必要事項を記入します。
- 5.提出と納付
- 申告書を税務署に提出し、確定した税額を納付します。納税方法は、銀行振込やインターネットバンキング、税務署での直接納付などがあります。
- 6.還付金の受け取り
- 確定申告で過剰に納めた税金がある場合、還付金を受け取ることができます。電子申告の場合、還付金は比較的早く受け取ることができます。
まとめ
確定申告は税金の過不足を調整する大切な手続きです。2025年は電子申告が推奨される年となり、マイナンバーカードを活用する機会が増えます。医療費控除や副収入の申告に関する新しいルールもありますので、事前に準備しておきましょう。また、申告の期限や納付期限を守ることが重要です。
何か不安な点があれば、税理士や専門家に相談するのも一つの方法です。
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また、次回のコラムでお会いしましょう!