あなたの会社はブラック経理?ホワイト経理を実現する方法解説!

皆さまこんにちは!今回は「ブラック経理?ホワイト経理を実現する方法」をお話していきます。

最後までご覧ください。

経理業務は企業の運営に欠かせない重要な役割を果たしますが、その内容が適切に行われていない場合、企業全体に深刻な影響を与えることがあります。
「ブラック経理」とは、従業員に過剰な負担を強いる不健全な経理体制を指し、逆に「ホワイト経理」は健全で効率的な経理体制を意味します。
本記事では、ブラック経理の特徴やそのリスク、ホワイト経理を実現する方法について詳しく解説します。

 

  • 目次

  • ① ブラック経理の特徴とは?その実態とリスクを知る

  • ② ホワイト経理の基準とは?健全な経理体制の要素

  • ③ ブラック経理をホワイト化するためのステップ

  • ④ ホワイト経理を維持するためのポイントとツール

  • ⑤ まとめ

 

 

 

 

 

① ブラック経理の特徴とは?その実態とリスクを知る

 

 

 

経理業務は企業の運営に欠かせない重要な役割を果たしますが、その内容が適切に行われていない場合、企業全体に深刻な影響を与えることがあります。
「ブラック経理」とは、従業員に過剰な負担を強いる不健全な経理体制を指し、逆に「ホワイト経理」は健全で効率的な経理体制を意味します。
本記事では、ブラック経理の特徴やそのリスク、ホワイト経理を実現する方法について詳しく解説します。

経理には、ブラックな職場とホワイトな職場があります。

経理は、仕事の仕組みからして「必然的にブラック」という職種ではありません。

単純に、会社によって、ブラックだったりホワイトだったりするだけです。

ブラック企業の経理=ブラック
ホワイト企業の経理=ホワイト
とてもシンプルですね。

 

1. ブラック経理の特徴とは?
経営者は、コストカットへのプレッシャーにさらされています。
特に最近は、投資家からの圧力が強まる傾向にあります。短期的な成果を求められる傾向が強まっているわけです。
もしも業績が悪化していれば、なおさらです。

経理部は、比較的コストカットの対象になりやすい部署です。
なぜなら経理部は、基本的に、収益をあげることができないコストセンターだからです。※資金運用によって収益をあげる財務的な部署を除きます。

コストカットの対象になるとたいてい、人件費が削られます。
制度改正等で業務が増えても人が増えない
人が辞めても補充されない
リストラで人を減らされる …etc.
人手に対して業務が多すぎる状況が続けば、行きつく先は長時間労働です。

人手不足ですが、仕事は増加する一方なので、
教育の時間が無くて、人が育たない…
会計基準は複雑になるし、税務申告書類も増えるし…
決算期は徹夜が当たり前。土日出勤も…
長時間労働で人が辞めて、さらに人手不足に…

悪いことづくめですね。

さらにひどい会社では、粉飾決算・脱税まがいの処理を強要されることさえあります。

ブラック企業の経理部は本当にヤバいのです。

ブラック経理のヤバさをきいて、少し腰がひけてしまった人もいるかもしれません。
でも、全ての経理がブラックなわけではありません。次は、ホワイト企業の経理部についてみてみましょう!

 

 

 

② ホワイト経理の基準とは?健全な経理体制の要素

 

 

ホワイト企業の経理の様子をレポートします。

残業ゼロが実現可能
有給はすべて消化できる
平均を軽く超える高めの給与(毎年かならず昇給)
充実した福利厚生
スキルアップ可(難しい業務へもチャレンジできる。のんびりしていることもできる)
節税・脱税へのプレッシャーは皆無
余裕があるからみんな優しい(決算中に熱出して休んでも、責められたりしない)

上記のようにホワイト経理は、適切な業務分担、効率的な業務フロー、透明性のある会計処理を特徴としています。
まず、従業員が適切な業務量で働けるように、業務の分担やフローを見直すことが重要です。
また、会計処理の透明性を確保するために、内部監査や外部監査を適切に実施し、問題があればすぐに改善策を講じることが求められます。
これにより、企業の財務健全性を保ち、経理業務の信頼性を高めることができます。

 

 

 

③ ブラック経理をホワイト化するためのステップ

 

 

ブラック経理をホワイト化するためには、まず現状を正確に把握することが必要です。
従業員に対するアンケートやヒアリングを通じて、業務の負担状況や問題点を洗い出し、その上で具体的な改善策を検討します。
例えば、業務の自動化ツールの導入や、人員の増加や経理業務のアウトソーシングを検討することが効果的です。
また、業務の優先順位を見直し、不要な業務を削減することで、効率的な業務運営を実現できます。

経理には細かな様々な業務があるため、見極めることが非常に重要です。
会社に必要かどうかを見極め、DX化や業務の削減することで経理マンの負担をへらすことにつながります。

経理業務のアウトソーシングとして、弊社では皆さまの経理への不安を取り除けるよう、熟知したスタッフが正確かつスピーディーに対応しております。
安心してご利用いただけるサービスをご案内させていただいております。詳しい内容はこちらをご覧ください→経理代行サービス

 

 

 

④  ホワイト経理を維持するためのポイントとツール

 

 

 

ホワイト経理を維持するためには、継続的な業務改善と適切なツールの活用が不可欠です。
自社で活用できるか、ぜひ参考になさってください。

 

 

3-1.業務内容をマニュアル化する

 

普段の経理業務についてマニュアル化しておくことが有効です。
マニュアルがあれば、業務手順がクリアになることはもちろん、問題が起きた時の対処法が明確になり、誰が担当してもほぼ同じように経理業務を進められます。
また、後任者の指導時間の短縮にも寄与します。一人経理や属人化が進んだ経理担当者の場合は、マニュアル化する動機が湧かない場合もあるでしょう。
その際は直属の上司からしっかりと働きかけるか、意図的に経理チーム内でメンバー入れ替えをおこない、マニュアル化せざるを得ない環境を作るなどが有効です。

 

 

3-2.クラウド・デジタル化を推進する

 

経理業務のほとんどはデジタル化が可能です。
経理業務を手作業や紙ベースでおこなっている場合は、非常に時間がかかり、ミスの可能性も高まります。
デジタル化をすると業務スピードがあがることはもちろん、無駄な業務工程を省くことも可能です。
また、紙ベースで行っている請求業務などは、電子帳簿保存法などの法改正により、紙から電子への移行が進んでいます。
会計システムや銀行のオンラインバンクなどを導入すれば、業務の自動化、効率化が可能です。
会計システムは、仕訳はもちろん請求書発行や受取請求書の処理、周辺領域の販売管理や勤怠管理など、様々なツールがあります。

 

このようなクラウド型のシステムは場所を問わず業務をおこなうことができ、経理担当者間で共同作業や業務分担をスムーズに進められます。
業務の分担や見える化は「ブラックボックス化」を防いだり、ミスを抑制することにもつながるでしょう。
デジタル化やクラウドシステムの利用で業務内容が共有されていれば、業務遅延のリスクを大幅に回避することができます。

 

弊社でも使用している「マネーフォワードクラウド会計」は、クラウドツールの一つで、経理業務の効率化と透明性を向上させるために非常に有効です。
このツールを利用することで、会計データの自動仕分けやリアルタイムでの財務状況の把握が可能となり、業務の大幅な時間短縮が期待できます。
さらに、マネーフォワードクラウド会計は、複数の金融機関やクレジットカードとの連携が可能で、データの入力ミスを防ぎつつ、経理業務の正確性を向上させることができます。
マネーフォワードクラウド会計について弊社でもご案内しております。詳しい内容は弊社までお問い合わせください。→経理代行サービス

 

3-3.経理業務をアウトソーシングする

 

退職リスクを回避するために、経理業務を外部に委託する、いわゆるアウトソーシングという方法もあります。
アウトソーシングサービスを提供する業者は経理業務の専門家のため、引継ぎやマニュアルを作成しなくても、業務を委託することができます。

経理業務の委託先としては「税理士事務所」「オンライン型の経理アウトソーシング会社」「センター型の経理アウトソーシング会社」が一般的です。
委託する業務内容によって、料金は異なります。費用はかかりますが、採用費や後任者の人材教育の時間を代替できたと考えれば、企業にとってはアウトソーシングを利用したほうが有効な場合も多いでしょう。
アウトソーシングを利用することによって、経理業務がストップする事への懸念や後任者の採用や引継ぎの負担を減らすことが可能となります。
また、経理をアウトソーシングすることで、「業務が見える化」され、経理業務の属人化を防ぐことに繋がります。経理不在のリスクを回避する大きなメリットと言えるでしょう。

 

記事を読んで経理のアウトソーシングをお考えの経営者様、弊社にて経理のアウトソーシングをご案内しております。
皆さまに安心してご利用いただけるサービスをご提案させていただいております。詳しい内容はこちらをご覧ください→経理代行サービス

 

 

 

 

⑤ まとめ

 

 

ブラック経理は改善を重ねる事により、ホワイト経理へ近づいていくことが可能です。
そのためにはマニュアル化・自動化・アウトソーシングなどを企業で検討し必要な個所から積極的に取り入れていくことが大切です。

 

経理業務は責任のある仕事であり、専門知識・ノウハウが必要な、なくてはならない存在です。
デジタル・クラウド化による自動化や効率化もですが、企業としては様々なリスクについても合わせて考えたいものです。

 

株式会社Jパートナーでは、経理代行サービスはもちろんのこと、給与計算、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートを承っております。
貴社に訪問して経理業務の現状を確認させて頂きますので、お気軽にご相談ください。また、引き継ぎまで時間がなくても安心してお任せいただけます。
詳しくは弊社ホームページをご覧ください。名古屋経理代行サポートセンター

 

 

また、社会保険料、源泉徴収税の控除を含む給与計算から、給与明細の発行、給与振込まで各種代行業務や、
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また、次回のコラムでお会いしましょう!